台湾・韓国・中国・シンガポールなど、夏川りみさんの海外での活躍や現地報道を紹介。

※ 画像クリックで台湾公演開催の記者会見の動画を表示
(2019年時点で台湾ツアー9回 計17公演。その度に大勢の記者に囲まれ大きく報道されます)

【台湾】夏川りみさんの人気を社会現象として伝えるニュース映像

40年難得歌姫」「夏川民謡超人気」と大きくテロップに出され、三線ブーム(※)りみさんの曲の中華圏でのカバーブーム、レコーディング音源でのテレサ・テン(故人)との重唱など、夏川りみさんの台湾での人気を社会現象として報じています。
※夏川りみさんの人気で台湾に三線専門店と三線教室が出来ました。


【台湾】夏川りみさんの文化芸術への貢献を表彰するニュース映像

20周年記念公演の告知会見、並びに文化芸術に貢献したアジア傑出のアーティストとして表彰されています。この場に前文化部長(文化大臣)も立ち会われています。
ライブ告知の会見や、ライブ開催都市市長への表敬訪問だけでも台湾で大きくニュースになるなど、夏川りみさんは日台友好に欠かせないパブリックな存在のようです。



【韓国】(アジア最大)釜山国際映画祭の開幕式で夏川りみさんが歌唱

韓国が誇るアジア最大級の国際映画祭の感動的なオープニングイベントです。日本の映画祭よりも大規模で国際性が豊かです(北野武監督によるとアジアで一番の映画祭とのこと)。この年の司会は渡辺謙さんとムン・ソリさん。
国際的な訴求力をより高める為に、アジアで人気・知名度が高い夏川りみさんを開幕歌唱に起用。韓国の古典楽器ヘグムを伴奏に、胸を打つ美しい歌声で開幕を彩ります。主催者によると、「さとうきび畑」の選曲はセウォル号沈没事故の鎮魂でもあるそうです。

なお、日本人の起用について釜山国際映画祭エグゼクティブ・プログラマーのキム・ジソク氏はこう述べています。

「政治家の中には(反日感情から)異論を言う人もいましたが、スタッフから反対意見は一つも出ませんでした。実際、夏川さんがセレモニーで歌声を披露してからは、批判の声がピタリと止んだのですよ(笑)」「映画祭執行委員長のイさんをはじめ、セレモニーでは皆、涙ながらに夏川さんの歌に聞き惚れてたんですよ
リンク: ■表現の自由の場を守るために激闘中!釜山国際映画祭が果たしてきたもの


【中国】音楽番組で30分まるごと夏川りみさんの特集

上質で落ち着いた大人向けの音楽番組です。上海のテレビ局が制作、夜9時から放送されたようです。 冒頭で「四十年才出現一次的歌手」「日本四十年来最美的歌声」とりみさんを紹介。上海公演の様子を交え、インタビュー形式で生い立ちからデビュー、音楽性などを紐解いています。りみさんが歌うことで、沖縄音楽が中華圏で多数カバーされたことにも言及。
また、この番組後にも、北京・杭州・南京の3都市を巡る単独公演を行っています。
リンク:
■今晩:2019-06-03期 心靈歌姬 夏川里美
 ※画像クリックで動画再生(スマホだとうまく見られないようです)



【シンガポール】夏川りみシンガポール単独公演の現地記事

(現地記事より) 「最初の歌を聞いて衝撃的でした。彼女の歌はとても純粋で、体からの光が暖かく、不純物がなく、リスナーの心を綺麗にします。 熱意、ロマンス、夏、初恋、海岸線の広がり、青い空と白い雲に満ちた沖縄への日帰り旅行のようでした。 日本語を理解していなくても明確に私の感情に訴えかけ、自然と涙腺が刺激されたのです。」
シンガポール公演は、公演前から現地メディアで取り上げられるなど大きな話題となり、マレーシアやタイなど東南アジア諸国からも現地ファンが駆けつけたそうです。
リンク:
■夏川里美演唱会:这一晚我到沖縄島旅行

【台湾】「夏川りみの歌声は一点の曇りもなく完璧」と各メディア

38年来最も完璧な現場に居合わせた。夏川りみは演唱功力無瑕疵(キズ一つない完璧な歌唱力)で、鄧麗君(テレサ・テン)の名を継げる唯一の歌手である」という台湾の著名な音楽家の賛辞を現地各メディアは報じています。
テレサ・テン(1953-1995)はアジアを股にかける台湾の国民的スターで、台湾ではテレサ・テンのかつての呼び名に倣い、夏川りみさんを「アジアの歌姫」と称えています。
リンク:
■唯一齊名鄧麗君的女歌手! 阿咪老師激動:38年來聽過最完美的現場
■獲讚「鄧麗君後第一」!心靈歌姫夏川里美唱現場「零瑕疵」
■夏川里美現場演唱功力無瑕疵 連他都讚「鄧麗君後第一人」


【台湾】台湾公演と夏川りみから義援金への感謝を伝えるニュース映像


おなじみの台湾公演。相変わらずの人気で、テレビ各局は当然その様子を歌声を交えて伝えますが、少し違うのは、この年は東日本大震災があったこと。台湾からはたくさんの義援金や、あたたかい支援の数々を頂きました
ライブ会場には多くの取材陣が訪れていたこともあり、りみさんが日本を代表して感謝の言葉を述べ、それもまた大きく報道されました。

 タイ・ベトナム・ミャンマーなど

りみさんはタイやベトナムでも単独公演を行っています。ミャンマーのイベントにも参加しています。涙そうそうや夏川りみさんの名は、他のアジア諸国でも知られてるようです。

 追 記 

「義援金への感謝」の動画では、他にも台湾の重鎮・王永在(1921-2014)がりみさんのライブを観覧されたこともニュースになっています。
王氏は台塑集團(台湾プラスチックグループ)の創業者兄弟の弟で副会長、第六套輕油裂解廠(軽油分解プラント)の取締役会会長といった大変な肩書をお持ちの方のようです。 台湾プラスチックは台湾新五大家族(台湾五大財閥)の一つであり、2010年の売上高は台湾のGDPの約15%に相当します。
これだけの大財閥の副会長なら、財閥のパーティや何かのセレモニーにりみさんを招聘することも可能だと思いますが(あるいは既に何度も招いているかもしれませんが)、 この時は王氏は要職を引退されており、こうして一台湾人としてりみさんのコンサートを楽しまれたのだと思います。
■王永在(Wikipedia)
■台湾プラスチックグループ(Wikipedia)